ハルのゲームネタバレにき。

アビス日記・fin
2周目終わったぁあああああ(号泣)
なんなんだろうこの虚脱感は…。コンタミネーション現象か?(違)

では、さっそく最終決戦直前の会話から、感想をいきたいと思います!

ヴァンの待つ広間へ続く階段の下で、決戦へのそれぞれの胸の内を語り合う仲間たち。
ティアはヴァンと心の中で決別し、さらにルークを励ましてくれます。
こういうヒロインって、今までのテイルズにいなかったですよね。普通ならヒロインを主人公が励ますものなのに、おまえはヒロインか、ルーク…(汗)

ガイはやっぱり本質的な言葉を口にしてくれます。
彼はルークが隠していることを見ぬいているので、そのうえで「食らった命の分、生き続けなけりゃ嘘だよな」と言ってるんですよね…。

さて、いよいよ変なおじさんヴァン師匠の待つ広間へやってきたルークたち(笑)。
厳粛な空気が漂います…

今度は正座して待ってたァア!!!(爆)

オルガンの次は正座とはねっ。さすが師匠!サプライズもばっちり抑えてくれます(笑)
ヴァン師匠、ルークたちがあこぎくアイテムとか回収してる間もずーっと正座しててくれたのかなぁ?ちょっと健気…;;

さて、ここでヴァン師匠との最後の会話。

ヴァン:……見事だ。お前はオリジナルすら越えた。真の人間となったわけだ。お前は全ての屍を乗り越えてきた。さあ、私とともに来いルーク。星の記憶を消滅させ、ユリアが残した最終審判預言を覆すのだ
ルーク:お断りします
ヴァン:ほう、なぜだ
ルーク:やっと分かったんです。俺は何をしたかったのか。俺はあなたに認めてほしかった。レプリカではなく、一人の人間として
ヴァン:そうだ。そしてお前は人間になった
ルーク:…でもそれじゃ駄目なんだ。あなたは言いましたね。『何かのために生まれなければ、生きられないのか?』と。誰かのために生きてるわけじゃない。いや、生きることに意味なんてないんだ。死を予感して、俺は生きたいと思った。そのことを俺は知っている。ただそれだけで良かったんだ。だから俺にはもう……あなたは必要ない! 俺はここにいる。こうして生きてるんだ。あなたが俺を認めようと認めまいと

きゃあぁあああかっこよすぎー!!!(悶)
「生まれた意味を知るRPG」と銘打たれたゲームのラストで、主人公が口にした台詞がこれだとは!
やってくれますなぁナ●コさん。

そして、なぜジェイドが一度外した眼鏡をまたかけているかという疑問は、私の中で永遠に膨らみ続けるのでした…(爆)。

ま、2周目ですから、ヴァンもあっけなく倒れてくれました。
でもストーリー上は苦戦しているということになっているので(身も蓋もない言い方するなよ…;)、戦闘シーンの各所に会話イベントが挿入されます。

ヴァン:心強い見方がいるな
ルーク:そうです。みんなはこんな俺を、ずっと助けてくれた…。みんなのためにも負けられないっ!!いや……俺という存在にかけて、負けない!
ティア:兄さんがローレライの力を使う時、ローレライの制御に隙ができる。それを分かっていて、使わざるを得ない状況に追い込んでいるのはルークよ。兄さんがずっと認めようとしなかった、ルークなのよ。ルークは……いいえ、私たちは負けないわ!

この二人はやっぱ良いですわ…。
冷静なティアが叫んでるのだけで感動するのに、ルークのことをどこまでも思いやってる姿が泣けるぅう;;

さて、ローレライを解放するために渾身の力でヴァンに向かっていくルークと、大譜歌を詠唱するティア。
ティアの譜歌の終了とともに、ルークが秘奥儀を発動。
この時だけ、「これでも食らえ!」じゃなくて、「これで、終わりだ!!」って言うんですよね~。

ちなみにこのシーンとても奇麗なんですけど、ルークとティアがパーティにいないと見られないみたいです。
私はずっとルーク・ティア・ナタリア・ジェイドのパーティでやってたからいいんですが、ルークをガイに変えてやってる人も多いと思うので、もったいないなぁって。絶対ルークとティアがパーティにいたほうがいいですよ!

ヴァンにとどめを刺したルークは、「ヴァン師匠…ありがとうございました!」と言い、涙します。
やっぱり自立したといっても、ルークにとってヴァン師匠は大きな存在だったのでしょうね…。

さて、ルークはローレライを解放するために、一人でその場に残ることになります。おそらくそれで力を使い果たして消えてしまうことを予感しながら…(涙)。

仲間との最後のお別れのシーンはホント泣けますよぅ;;
特にジェイド!!!しょっぱなから「キター!!」って感じです。

前にも書きましたけど、無言で近付いてきて左手をポケットから出し、差し出すジェイド。
ルークは握手のために右手を出しますが、ジェイドが左利きの自分に合わせてくれていることに気付いて、左手に差し替えるんです。
あの二人の無言のやり取りがね、本当にもう……ね……っ;;(←今も泣いてる)

ガイの台詞も、ちょっと気障で彼らしいですよね…。
「帰ってきたら、心の友に隠し事するような根性、矯正してやるよ」って
知ってたんだガイ…(号泣)。

アニスは行動と言動がかみ合ってません。
「パトロンが必要でしょ?ちゃんと帰ってきてね~」とか言いつつ、ぎゅーってしがみついてきます;;
この子と一緒にいると、ルークがめちゃくちゃいいお兄さんに見えるようになりました…。

そして、ナタリア。
彼女はやっぱりアッシュとは決別できたんじゃないかなぁ…
「必ず帰って下さい。あなたがあなたの人生を生きるために。よろしいですわね」と言うんですよね。これで帰ってきたのがアッシュでも、ナタリアは喜べないんじゃないかな。

で。

あーもー!!ティア!!ティア~大好き!!
最後の最後でヒロインしてくれましたね~!

ティア:……必ず帰ってきて
ルーク:ティア…
ティア:必ず、必ずよ。待ってるから。ずっと、ずっと……!
ルーク:うん……分かった。…必ず帰るよ
ティア:……ルーク……

と、まぁ文章ではここまでしか書いてないんですけどね~v
声だけにしたのがすごく良い演出だったと思う。ルークには聞こえていないっていうのも伝わりますし。
でも、プレイヤーにとってはあの言葉はメチャでかいですよv

このシーンの後は、全てアニメーションムービーとクレジットです。

去っていくみんなの背中を見送らず、誰もいなくなった大広間にローレライの鍵を突き立てるルーク。
エルドラントが崩れはじめ、アッシュがいた部屋の底が抜けて都合良くルークのところにアッシュの体が降ってきます(爆)。

アッシュを抱きかかえたまま(!)ローレライを解放し、限界点を超えたルークの体はフォニムと元素に乖離。

この瞬間、死んだはずのアッシュの手が少しだけ動きますが、これがどういう意味なのかがハッキリ分かんないんですよねー。
アッシュがまだかろうじて生きているから動いたと捉えるのか、アッシュの体にルークの記憶が入ったから動いたと考えるのか…。コンタミネーションの直前だから、多分前者でしょうが。

さて、クレジットが流れた後、再びアニメーションムービーです。
2年の歳月が流れ、夜のタタル渓谷で大譜歌を歌うティアと、やってくる仲間たちの会話。

ここでナタリアは礼服を着ていますよね。これは、アッシュの成人の儀には参加したってことを現してるんですよね?
てことはー、やっぱりアッシュは死んでしまったけどルークは死んでないって思ってるんですかね、ナタリアも。それともあの服はナタリアの普段着なのか?(汗)

さて、ここでジェイドに言われて後ろを向きかけるティアですが、背後に気配を感じて振り向くと、赤髪の青年が花畑の向こうから歩いてきます。

「どうして……ここに……?」と声を震わせるティアに、青年は微笑みながら「ここからなら、ホドが見渡せる。それに……約束してたからな」と答えます。

青年に近付いていく仲間たちの後ろで、ジェイドがひとり、安堵のような穏やかな表情を浮かべます。
そして一瞬だけ月明かりに照らされた青年のマントがめくれ、背中の剣の柄(左利き)と、その表情が映し出され、フィナーレ。

明らかにルークな演出……だよなぁ?(謎)

あれがアッシュって、いったい誰が言ったんだ?大掛かりなトラップか?(違)
だってルークのフォニムが乖離してアッシュの体に入ったっていうのなら、左利きの理由は意識がルークだからってことしか考えられませんよねぇ?
アッシュがルークとして生きることを決意したっていうのなら、話は別ですが(あいつがそんな事するか?/笑)。

もう私の中であの人は完全にルークです。2重人格でもなく、完全にルーク。

つかさ、あれがアッシュだっていうんなら、マジでティアの涙を返せぇええええ!!!!(爆)

……はい、そんな感じで2周目のアビス日記、いかがでしたでしょうか。
カウンターを見る限り、読んで下さっている方が予想以上に多いようで嬉しかったですv
これから懲りずに3週目にチャレンジしますが、もうアビス日記は書きません、さすがに(笑)。

それでは、長い間おつき合い下さいまして、本当にありがとうございました!!