ハルのゲームネタバレにき。

アビスエンディング語り
妹がかえってきてから、アビスは進められていません。
本当は早く続きがやりたくてしょうがないんですけどね…。

でも、帰ってきた妹とアビスのエンディングについてのお話をしていました。
彼女がゲーム雑誌を読んだところ、アビスの製作スタッフさんのインタビューが載ってて、その記述によるとエンディングでティアたちの前に現れたのは「アッシュの記憶を持った人間」だっていうことらしいですね?
それってどういう意味合いなのかを話していました。

「コンタミネーション現象」ってのををジェイド絡みのイベントで知ることができましたが、確かに成り行きを考えると、エンディングで現れたのはアッシュ(体も意識も)なんですよね。

まず、アッシュがオラクルに刺されて死の状態に陥り、その精神はルークの体に流れ込んでいます。
しかし、エンディングでルークに抱きかかえられたアッシュの手が動くので、アッシュの体はかろうじてまだ生きていたことになりますよね。

その時ルークがフォニムの乖離を引き起こして、その記憶は瀕死のアッシュの体の中に流れ込みます。
その瞬間にアッシュは生き返り、ルークは記憶だけの存在となって事実上消え去る……これが、チーグルのスター君が言っていた「体に暖かいものが流れ込んでくる感じがしたら、自分は生き返った」という状態ですよね。

つまり、エンディングで帰ってくるのはアッシュであると…。
これが、ジェイドの理論のはずですよね。

でも、帰ってきた青年の剣は、左手で抜けるようになっていました。
それに、ティアに向かって「約束したから」という言葉も使っています。この台詞は、明らかにルークのものですよね。

もしあそこで帰ってきたのが本当にアッシュであったなら、おそらくみんなの前には姿を現さなかっただろうと思うし、ティアもアッシュであることを見抜いて涙を流さなかったはずです。

私の見解としては、おそらくアッシュが殺された時にルークの中に精神が入り込んだことで、コンタミネーションの法則にズレが生じたのだと思っています(多少強引な推測ですが;)。
あそこで二人の精神が混じりあったから、最終的に自我を持ったのはルークになったのだと思うんです。

つまりこういうこと。

アッシュの精神がルークの体に入る→ルークがフォニムの乖離で死ぬ→アッシュとルーク二人分の精神がアッシュの体に入る→アッシュの体と記憶、ルークの自我を持った人間が生まれる

そういった意味合いで、製作スタッフさんは、帰ってきたのは「アッシュの『記憶』を持った人間」と仰ったのではないでしょうか。
実際にその文章を見た訳ではないので、はっきり「あれはアッシュ以外の何者でもないです」って言ってたのかもしれないけど…でもあのストーリー運びとして、それではあまりに救いがなさ過ぎますよね;

てゆうか、そうでもないとティアの涙が報われないじゃないですかっ?!あのシーンのために、彼女の名前は「tear」になったんですよ?(笑)

まぁ……「約束してたからな」って台詞は、アッシュがルークのために言ってやった言葉なのかもしれませんけど。
ティアの涙は、アッシュがルークの記憶をしっかり持っていたから嬉しくて流したのかもしれませんしね。

アビスをプレイした方にあまり感想を聞けないので、これは自分で考えるしかなさそうですね;
どなたか、「もっとちゃんとした答えを見つけた」って人がいらっしゃれば、教えて下さると嬉しいのですが…。