ハルのゲームネタバレにき。

アビスまとめ
テイルズ・オブ・ジ・アビスまとめ感想♪

イラストは主人公のルークとヒロインのティアが、最終決戦前夜に海で語り合うシーン。もうすぐ死ぬことが分かってるのに、「今が一番幸せ」っていうルークに惚れましたvv
最後だからけっこう頑張ったので、欲しい人はご自由にお持ち帰り下さ~い。

結局クリアまでに75時間かかりました。
しかし、かなりのサブイベントをすっ飛ばして進めたので、本来ならばもっと時間がかかっていいはずです。

わたしは「FF7」が病的に好きなだけで、実はFFよりテイルズシリーズ贔屓の人種であります。
というのも、3Dよりも2次元アニメラブで、コマンド入力よりアクション性の高い戦闘が好みだからですけど(笑)。
テイルズのアニメーション技術は、おそらく今のアニメ業界の最高峰だと思いますし、絵柄も大好きです。
加えてストーリーが人の心に深く問いかけるものだから、思わず泣いてしまったり、笑いが込み上げてきたり。
誰でも主人公になれるチャンスはあるんだと気付かせてくれるゲーム性がとてもお気に入りです。

今回のアビスは、テイルズシリーズのいいところをぎゅっと凝縮したような作品でした!
主人公のルークを世間知らずで考えの浅い少年に設定したことで、だんだん成長していくルークを自分自身に重ねて見られますし、ほかのキャラクターたちからの諭しの言葉が、そのまま自分自身へかけられているようで感慨深かったです。
初期のルークはものすごく嫌なやつみたいに描かれているけど、現実にいる人間って、あんなものなんじゃないでしょうか?
少なくとも、最初に敵の兵士を殺してしまった後に殻に引きこもるのは、非常に現実的な反応ですよね。人を殺したんだから。

ケテルブルクで、ジェイドがルークに「貴方は未だに夜にうなされているし、人間の敵を倒した日は眠れないようですね」って言うじゃないですか。ルークは「どうせ俺は臆病だよ」って恥ずかしがりますけど、そういう人の死に慣れない主人公で良かったと思います。
たくさんの人を殺してしまったルークだからこそ、幸せを見つける反面で、どこかで代償を払わなくちゃならない。
ルークはきっとこれからも永遠に、眠れない夜を過ごすのでしょう。

うーん、なんだか理屈っぽくなってしまいましたね;
まあそんなかんじで、私がテイルズシリーズに愛を持っていることがお分かり頂けたでしょうか(笑)。

初めてPS2のテイルズシリーズをやったわけですが、いや~…本気でハマりました!
主人公萌えって恐いですね……。FF7のクラウドファンになったような心境です(笑)。
主人公が好きになると、こんなにもゲームが面白くなるなんてビックリですよ!感情移入しすぎて困りました(笑)。

ルークは、今まで私が好きになったキャラクターの誰にも似ていないです。
だからアビスやる前は、妹が「面白いからやろうやろう」って言ってたのを、結構ウザがってた節もありまして;
だって見た目でハマりそうなキャラがいなかったんだもーん(爆)。
キャラクターの信念が伝わってくるデザイン絵を描くのがデザイナーの仕事なのに、テイルズシリーズお馴染みの藤島さんもいのまたさんも、そこんところができていない気がします(個人的見解です;)。

だから逆に、テイルズシリーズをキャラクターデザインで判断するのは大間違いだと、断言してもいい!!(笑)
エターニアをやった時もそうでしたが、主人公のリッドがあんなに優しすぎて、頼りになる兄貴分だとは、イラストを見る限りでは全く分かりませんでした。
ゲームやってみて初めて、リッドが大好きになったもんです(笑)。

それに、テイルズのキャラクターデザインは、ただ格好よさやキャラクターの魅力を引き立たせるためのものではないことが多いんです。

例えば、アビスのヒロインであるティアの髪型。
別に隻眼でもないのに片目が髪で隠れているのは、エンディングで瞳から涙が流れているのをストレートに見せないため、という、ただそれだけの理由なんです!!
ビックリじゃないですか?
確かに、泣いているのをそのまま見せるよりは、髪で隠れた瞳から涙が流れたほうが、ずっとドラマチックですよね。
そういうのを計算してキャラを作っているところが、素晴らしいと思いますよ…。

テイルズではエターニアが一番でしたけれど、アビスやって順位が変わりました(笑)。
間違いなくアビスが一番好きです!!
サブイベントの量も、フェイスチャットの量も、イベントムービーの量も全てにおいて「膨大」というしかありませんし、その一つ一つにこだわりが感じられて、制作者の愛がひしひしと…v
付け焼き刃なゲームを見てしまった後だったので、テイルズの凝り方にはすごい好感を持ちました(爆)。

今回はエンディングが良かったですね。
最後の最後まで絶望の影をちらつかせておいたから、「帰ってきた~!!」って感じが引き立って!
まぁ見解は人それぞれらしく、あのエンディングが納得できないという意見もあるようですが…私はあれで良かったと思います。

まぁ、やっぱりアッシュと二人で帰ってきて欲しかったというのが正直なところですけど、広い目で見れば、あのエンディングは「二人で一緒に帰ってきた」って事になるのでしょう。
これからルークがどう生きるかはわかりませんが、私はティアの幸せを望みたいですね……。
ナタリア?
ナタリアにはもう一人幼なじみがいるじゃないですか!金髪の!!(笑)

ガイとルークの友情は良かったです。
テイルズって同性同士の友情をきちんと描いてくれますよね。FF7ではエアリスとティファがそれなりに仲がよかったけれど、FF8はリノアと他女性キャラクターの会話ってほとんど無かったじゃん…。いつの間にかキスティスが「私達はみんなリノアのことが好きなのよ」とか言ってたけど、あれ絶対嘘だしー(笑)。

くっつく予定の男女だけを仲良くさせるんじゃなくて、パーティメンバー全員と心が通いあうってのが非常に嬉しいですね。てゆうか、普通そういうもんだろ。
「幻想水滸伝」とかもやりたいんですけど、あのパーティメンバーの多さに敬遠してしまうんですよ;
一人一人の描き込みが足りないと、せっかくのゲームが勿体ないじゃないですか~。
でも面白そうだからいつかやりますけど(笑)。

私が移り気なのかな~とも思いますが、FF7フィーバーも一時沈静化してるみたいだし、本格的にアビス部屋を作りたくなりました。
でも、キャラクターはもう日記で全部描いてしまったな…(笑)。
ルークの微笑み顔がもっと描きたい!!てゆうか、キャラ全員が楽しそうにしてるイラストが描きたい!!
あのゲームはパーティキャラがみんな仲良しになっていく過程を楽しむものなので、イラストもほんわかしたテイストのものが描きたくなるんですよね~。

ああ、書き出したらまた長くなってしまった。

とにかくアビスは、人間の生死について改めて考えさせてくれるし、自分がいかにのうのうと生きているかを考えさせられるし、けっこう心理的な部分でも役立つゲームでした。

あと、ストーリーの運びとキャラクターの心理描写が、さすがテイルズという感じですね!!
特に主人公だけにこだわっているんじゃなくて、パーティメンバー全員にきちんとしたサブストーリーが用意されていて、それがうまく全体と絡まりあって一つの大きなストーリーを構築していました。
ただ私の好みに合っているだけなのかもしれませんが、その一つ一つのストーリーがちゃんと納得できるものになっていて、……みたいに「それはどうなの?」って思うシーンは全くありませんでした!(笑)

それから、ひたすら多いフェイスチャット。
膨大すぎて全部聞くのは困難ですが、よくもまああんなにたくさんの脚本を用意したもんです。
しかも内容が、お腹を抱えて大爆笑できるものから、本編では分かり得ないストーリーの主軸に関する秘密など様々。あれこそテイルズシリーズの最も大きな特色ですから、そこに手を抜いてないってのはいいですね!!

特にガイとアニスがフェイスチャットに参加していると、大体が爆笑系になって好きでした(笑)。
あの二人は、パーティメンバーの中でおそらく一番精神的に大人なんですよ。だからちょっと辛気くさくなってもへこたれないっていうか。ガイがルークとティアの仲を取り持つ系のチャットも好き。
ルークとティアは本当に可愛いなあ…。

まあそんなこんなで、普通の日記を2週間以上もさぼりながら書いてきたアビス日記ですが、この辺でお開きにしたいと思います。
テイルズ系のサーチとかに一切リンク貼ってないので、はたしてこの日記を楽しんで下さった方がいらっしゃったのか非常に謎ですが、こっそり感想とか下さると嬉しすぎますvへへへ。

それではそれでは、ここまで長ったらしい文章を読んで下さって本当にありがとうございました!心から御礼!